合宿免許には、3食の食事が付いていることがほとんどですが、自炊プランを選択することも可能です。それは前回ご紹介した通りですね。
快適に合宿生活を過ごしてストレートで卒業するには、食事含めていかにしっかり健康管理するかが重要なポイントです。
自炊プランを選択すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
また、デメリットについても知っておきたいですね。
節約できる自炊プランのメリット

自炊プランのメリットからまず確認しましょう。
- 合宿免許の費用が安くなる
- その日の気分によって外食もOK
- 自分好みの味付けで食べられる
- 好きなものを好きに食べられる
- 体調に合わせて食事量の調節も可能
- 普段見慣れない現地の食材を調理できる
- 料理してストレス発散することができる
- いつでもキッチンが自由に使える
- 相部屋の場合、友達とワイワイ料理するのも楽しい
他にも人によって違うこともあるでしょうが、主にこんな感じでは?
この中で、最もメリットとなるのは、合宿免許の費用が安くなるということです。
オフシーズンに相部屋の自炊プランを利用すれば、最も安くなります。
アレルギーなどの体質的な問題や好き嫌いがある場合でも、周りに気を使うことなく好きなものを食べられます。
お料理好きな方・普段から自炊生活をしている方にとっては、調理すること自体がストレス発散になることもあるでしょう。
普段は食する機会のない現地の食材などをメニューに取り込むのもいいですね。
普段から自炊生活をしている方なら、家にいる時と近い過ごし方ができ、自由度が高いと感じることもあるはずですよ。
継続できる!?自炊プランのデメリット

では次に、デメリットはどんなことがあるでしょうか?
- 疲れて帰宅した後は、食事を作るのが面倒になる
- 食材やお弁当など買い物に行くのが面倒
- 自炊をあまりしなくなると食事付きより費用がかかることもある
- 食後の後片付けが面倒
- 作るのと後片付けがあるため、ゆっくりできる時間が減る
- 知らない土地やお店でひとりで外食するのは不安
- コンビニやスーパーが遠いと困る
- 栄養が偏る
自炊プランは、疲れていようが体調が悪かろうが、自分で食事を用意しなくてはなりません。そのため、買い物に行くのが面倒・食事を作るのが面倒と思うこともありますから、それがデメリットとなるでしょう。
自炊をするということは食材の買い物も後片付けもあるわけです。ついつい作ることばかりイメージしてしまって、そのことを忘れてしまうことは多いですね。そのため、想像していたよりも面倒で嫌になってしまうこともあるんです。
普段からマメに自炊をしている人でも、慣れない環境や初めての教習の緊張などで、想像以上に疲れて食事の支度が嫌になることもあります。
あまり自炊をしていなかった人なら、なおさらでしょう。
その結果、食事フリープランと同じように、外食やコンビニ弁当ばかりになってしまったという失敗談もよく聞きます。安くしたくて選んだ自炊プランが、結果的に食事付きより費用がかかった・・・なんて失敗もあるわけです。
また、栄養面の心配もありますね。
これは食事フリープランにも言えることですが、慣れない環境で自炊となれば、余裕がなくてついつい楽に終わらせたくなるもの。
手軽にできるメニューを繰り返したり、暑いからそうめんばかり食べてる・・・なんてことを繰り返していれば、いつ体調を崩してもおかしくありません。
コンビニ弁当を買って食べた方がよっぽど栄養もカロリーも摂取していたということにならないように、栄養面も意識して自炊しましょう。
まとめ:プランの選択は慎重に!

親御さんに費用を出してもらう高校生などはいいですが、自分で支払う学生となれば、その数万円はとても大きいため、自炊プランにしたくなるでしょう。
自炊プランにすることで、食事付きと比較すると数万円安くなることは多いです。
この金額の差は大きいですよ。
とは言え、自炊の経験もたいしてない人が2週間近く自炊を続けることができるでしょうか?面倒くさくなって適当になるならおすすめできません。
合宿免許の目的はあくまでも免許取得です。
体力を落として健康面に不安要素を持つようであれば意味がありませんからね。
それに対して、普段から自炊に慣れている方なら、かなりメリットのあるプランだと言えるでしょう。節約できるうえに、普段の生活に近いかたちで合宿免許期間を過ごせるはずです。
費用はもちろん、自分で健康管理がしっかりできるのかどうかも考えて、プランは選択するといいですね。