通学免許よりも安い費用で免許取得ができる合宿免許。
季節やプランによって金額は幅広いですが、普通免許で繁忙期を除いた場合、平均20万円程度で卒業が可能です。
具体的には、どんな費用が必要なのでしょうか?
気になる交通費についてもご紹介します。
合宿免許では基本的にどんな費用がかかる?
プランによっても違いはありますが、一般的には下記のような費用がかかるところが多いでしょう。
- 入学金
- 証紙代や教材費
- 技能教習料
- 学科教習料
- 技能検定料
- 効果測定料
- 適性検査料
- 宿泊、食事代
- 保険料
- 延長保証料金(保証プランの場合)
- 交通費
教習にかかる基本の料金を含んで、パック料金となっているため、教習のたびに費用が発生することはありません。
ただし、現地で必ず支払う諸費用が別途あるので注意しましょう。
入校してから別途かかる費用って何?
基本的な費用はパック料金に含まれていますが、どの教習所でも仮免許学科試験手数料と仮免許証交付手数料など、入校日以降に発生する諸費用もあります。
申込時に必ず案内があるはずなので、確認しておきましょう。
<原付き教習費>
希望者のみに、原付き教習を行っている教習所があります。参加する場合は別途料金を支払って教習を受講します。
<高速通行料>
高速道路教習で実際に高速道路を使用する場合にかかります。
<延長保証日数を超えた場合の追加料金>
規定の期間内、あるいは保証期間内に卒業できなかった場合、追加料金が発生します。その際は、学科教習・技能教習・各種検定料・宿泊代・食事代が追加対象となります。
ただし、延長時の追加料金が一切かからないプランの場合は、必要ありません。
<教習キャンセル料>
教習を当日にキャンセルした際、キャンセル料が発生する教習所もあります。
サービス費用で価格は変わる
合宿免許に行く目的は免許取得のためですが、空いている時間を楽しむための様々なイベントが実施されていることも多いです。
そういう場合は、イベント参加費も含まれていることがあります。
また宿泊施設も、校内宿舎、ホテル、旅館・民宿、ペンション、マンションなどタイプも様々で、さらに相部屋か個室かでも価格は変わってきます。
食事は3食用意される施設が多いですが、よりパック料金を安くしている自炊プランや食事フリープランなどもあります。
あとは、保証をどうつけるかどうかによっても、価格は変わってきますね。
万が一の時に追加料金が発生するのかどうかもよく考えて、プランを選択するといいでしょう。
そして、気になるのは交通費ではないでしょうか?
交通費の支給によっては、遠いところまで旅行気分で行くことも可能ですから、交通費はどうなっているのか確認しましょう。
気になる!交通費ってどうなってる?
合宿免許では、交通費が含まれていることが多いです。
全額支給・チケット支給・上限でいくらまでと金額指定など、プランによって様々です。
<全額支給の例>
指定されたルートのチケットを自分で用意して立て替えておきます。卒業する際に行きの立て替えたチケット代を精算し、帰りの交通費をもらいます。
<チケット支給の例>
指定されたルートの片道分チケットが事前に郵送されてきます。帰りのチケットは、卒業する際に教習所でもらえます。
<上限金額が指定されている場合の例>
チケットは自分で用意し、卒業する際に指定の金額をもらいます。
この場合はルートは自由ですが、上限の金額を超えてしまうと自己負担になってしまいます。
チケット支給以外では、自分で先に立て替えておくわけですが、精算の際に領収書が必要になります。忘れずに領収書を発行してもらいましょう。
一部の教習所では、交通費は自己負担・あるいは片道のみ支給などという場合もあります。総合的に見て、どのプランがお得なのかいくつか比較して検討するといいですね。